皆さん、寄席って行ったことあります? ひょんなご縁から、上野広小路亭に行ってみました。私自身、行く前に感じていたことなどをアップしておけば、今後の参考になるかと思いまして、残しておきます。
隣のクラスに三遊亭遊喜!?
夏休み・お盆のお休みってことで、地元の友人・知人と連絡取ることが多かった7月・8月です。
私の地元は静岡県の中部。幼稚園から高校まで、藤枝ってところに住んでいました。高校は静岡県立島田高校の卒業。
略称は島高(しまこう)なのですが、同じく島田市内に略称が”島工(しまこう)”の島田工業高校さんがありまして、そちらと区別するために、島田高校は大井川の土手っぷちにあるので”土手校”って呼ばれていました。なんかもー田舎臭いでしょ、土手校ですよ、土手校。ま、田舎の地味な、地味~ぃな県立高校だから否定はできないんだけどサ。
地元の情報をいろいろググっていたら、私と同じく島田高校出身の落語家さんがいらっしゃることが判明。
その名は、三遊亭遊喜。真打だから、三遊亭遊喜師匠とお呼びしなくてはいけないのかな。
で、その遊喜師匠がRadiotalkっていう、ラジオ配信アプリの配信をやっていることがわかりまして、聞いてみました。
『中学時代にローラースケートの光GENJIがメチャクチャ人気だった』とか『高校の時に女性アイドルグループのCoCoが流行った』とかいう話がありまして、かなり世代の近い方なんだろーなー、なんて思っていました。
で、調べてみてビックリ!同世代も同世代、学年同じ!
本名、公開されているから書いちゃいますけど、隣のクラスの渡辺邦弘くんであることが判明!!おまけに東洋大学工学部応用化学科卒業とのこと、私と同じ化学系じゃないですか。
なんて知り合いみたいに書いているけど、実は全く記憶になく...
まぁ、1学年8クラスあったから知らないまま卒業する同級生も多いんですけどね。でも理系クラスは3クラスしかなかったから、どこかで接していたのかもなー、なんて思ったりもして。
まぁ、そんなことはともかくとして、同郷で高校時代の三年間、同じ場所で過ごした方が落語家の真打になってる、嬉しいじゃないですか♪
よし、一度は三遊亭遊喜を観に行こう!そう心に決めた私。
上野広小路に行ってみた
川崎に嫁ハンを残して、仙台に単身赴任中の私。関東にいる間に、どこかの寄席に行けないかなー、なんて思っていたら、意外と早いタイミングでそのチャンス到来。
8月11日(金)~15日(火)に上野広小路亭に出演するとのことで、行ってみました。
皆さん、寄席って行ったことあります? 恥ずかしながら私、初体験でした。もうね、何もかもが初体験。
上野広小路亭さんの公式HPを見ていたら、11~15日は夏休み特別興行とのことで、当日と予約が同じ値段とのこと。
↑ひょっとして混雑するの???と思い、念のため予約を入れて向かいました。
場所は都心のど真ん中。最寄り駅は東京メトロ銀座線の”上野広小路駅”と”上野御徒町駅”でA4出口を出たら、目の前です。
JR御徒町駅からでも北口を出て西へ歩いて3分ほどと、非常に便利な場所にあります。
私、何度もこの道は通っているのですが、意識したことなかったなー...
5階建ての、そこそこの大きさの建物です。
1Fに本日及び今月の出演者が貼りだされています。
ハイ、今日はこの方を目当てに来ましたですよ、三遊亭遊喜を!
1Fでチケットを購入...って言っちゃダメですね、”木戸銭”を支払います。予約の際は、こちらで名前を伝えて、木戸銭をお納めします。
本日の興行は大人1名、2,000円也。
靴を脱ぎ、靴をもって2Fに上ります。
ロッカーがあるので、こちらに靴をしまいます。1カ所に2足入ります。鍵付きですが、無料です。鍵はなくさないように管理しましょうね。
お手洗いも、この2Fにあります。
客席はもう一つ階段を上がった3F。
パイプ椅子が並べられていて、70席くらいでしょうか。以前は座椅子席もあったようです。
客席での飲食は、ソフトドリンクのみ可となっていますので、ご注意ください。
高コスパなエンターテインメントがそこにはある!
さて、本日の番組表を見てみますと...
時間 | 演者 |
11:50 | 前座 |
12:05 | 三笑亭夢花 |
12:25 | 笑福亭希光 |
12:45 | 好田タクト |
13:00 | 桂歌助 |
13:20 | 三遊亭遊喜 |
13:40 | コントD51 |
13:55 | 桂南なん |
14:20 | お仲入り(休憩) |
14:30 | 三遊亭美よし |
14:50 | 新山真理 |
15:05 | 三遊亭園雀 |
15:25 | 桂伸衛門 |
15:45 | 養老瀧之丞 |
16:00 | 三遊亭遊吉 |
落語はもちろんですが、漫談あり、形態模写あり、奇術ありの盛りだくさん。4時間以上も楽しめて2千円ってコレ、メチャ凄くないですか!?
It’s so highh cost performance entertainment!
いやホント、凄いですって、これだけ楽しめるんだから。ぶっちゃけ最初はお仲入りくらいで帰っても良いかな、なんて思っていたのですが、始まってみたら、絶対に最後まで見たい!!って思ったもん。
で、やっぱりベテランの味ってのはありますね、遊吉師匠なんか、完全にその世界観に引きずり込まれてしまいましたよ。
え!?肝心の遊喜師匠はどうだったかって?
かなり、しっかりした落語とお見受けいたしました、ハイ。
同郷の同級生の活躍、嬉しいじゃないですか。私も仕事、頑張ろうって感じずにはいられなくなって私がいました。
というワケで皆様、三遊亭遊喜、名前だけでも覚えていただけたら嬉しいです。
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