QT延長、平低T

なにやら、意味不明の単語が二つ。
なんじゃこりゃ?って感じですね。

本日、午後半休。なにをしたか?って言うとですね、  通院

健康診断の心電図でひっかかり、精密検査が必要です、なんてコメントが付いてしまった私です 

その心電図のコメントってのが、QT延長平低T ってヤツ。

QT延長ってのは、昨年も出たから2年連続。ここ数年、ずーっと心電図にひっかかってる私です。QT延長だの、平低Tだの、右軸偏位だの...大丈夫か!?私の心臓 

まずは健康診断の際に問診してくださった先生と再問診。

心電図ってのは、心臓の動きを波形で表したものなんですけど、その形状ってのが、P-QRS-Tって感じで波(山や谷)が現れるんですね。

で、そのQとTの間が通常より長くなることをQT延長って言うんだそうな。簡単に言うと、心臓の心室が収縮する時間...ん!?簡単じゃないか。

平低Tってのは、T波が本来の形と比べてちょっと山が低かったり、平らだったりするってことらしい。

QT延長にしても平低Tにしても、心電図の波形が正常ではない、これは間違いないそうな。

どちらも軽微な異常なので、どちらか片方だけなら経過観察くらいの判断になるらしいですけど、一緒に出ちゃったものだから、要精密検査の判断となったんだって。

で、正常ではない心電図が、異常なのか、つまり何らかの病気なのかと言うと、それはわからない、とのこと。

言わんとしていることは、わかるんだけど、な~んか釈然としないなー。でもまー、正常かそうでないかの判断だもんね、仕方ないよね。

先生:『で、どうします? 今日、時間があるなら、検査受けてスッキリしていきませんか?』
私:「はぁ...そーですねー、今日は午後、お休み取ったし、また病院に来るのもイヤだし、毎回、指摘されるのもイヤだし、ここで白黒ハッキリさせたいですネ。」

と言うことで、カルテを作成&外来に回して頂いて、循環器科を受診

健康診断の判断をされた先生ではありませんでしたが、改めて心臓の専門家、循環器科の先生から説明。

先生:『正常でないことは間違いないです、この波形。でも、コレで病気かどうかはわかりません。』
↑ですって。先ほどの検診のセンセと同じ。ま、そーだよね、健康診断は疾病診断ではないですから。

『他の数値を見た感じからして、多分、大丈夫だと思いますけど、念のため検査しましょうね。』
私:「はーい、ここで安心しておきたいってのもありますし。」

で、行った先はエコー(超音波検査)。心臓の超音波検査ってのもあるんですね。結構、念入りにやってくれました。

その後はCT。へー、心臓のCTってのもあるんですね。胸と脇に計3つのシールを貼られて、ドーナツ状の輪っかの中に。

大きく息を吸って
止めてください

機械の声に指示されるのも、幸か不幸か回を重ねて、だいぶ慣れました 

で、なんだかんだで最初の問診から合わせると1時間半くらいかかったのかな。ようやく終了。

再び診察室へ。

『問題なしです♪ 向こう5年間で99%、狭心症にはならない、と言う結果が出ました。他も目立った異常は全くありません。』
↑だそうです。

『長い時間、申し訳ないです。本来でしたら、やらなくても良い検査だったかも知れませんし。』
↑なんて言われてしまいましたが、こちらこそ申し訳ないです 

コチラとしては検査して安心したかったワケで、このあ~んしん♪の部分が大事なワケですよ。

今後も検診などで同じ結果が出る可能性は高いですけど、そのときに今回の説明をすれば良いって言う後ろ盾ができました

そうそう、私、気胸で胸膜に肺を癒着させるって言う手術をしているんですけど、ひょっとしたら右軸偏位はその影響で出たのかも知れないけど、大きな因果関係はないだろうとのことでした。

長い半日でしたけど、心のモヤモヤが一つ消えたってのが大きな半日でした 

そうそう、こちらの病院さん、なんだかゴージャスなの。ロビーもエレベーターもホテルみたい。

エコーとかCTとか受けた入院・外来の本館は、外観も中もゴージャス。
健康診断は隣の別の建物で、こちらは雑居ビルみたいな感じなんですけど、中に入るとやっぱりお上品。

明るい雰囲気で、待合スペースも開放的。暗くて気分が落ち込まないように工夫してくれているんだろーなー。

さーて、健康診断も問題なかったし、今後のためにも保険の見直しでもしよーかな。そう思い出した今日この頃です。

みなさんも健康には十分、お気を付けて