私の大好きなお菓子の一つ、鎌倉の鳩サブレ。
形もなんだかかわいいし、とっても美味しいし。あの甘さと、ちょっと硬めの食感が好きなんです。
原材料名をみると、小麦粉、砂糖、バター、鶏卵、膨張剤、以上。すごいよね、余分なモン、一切入ってないの。単純に小麦粉と砂糖とたまごだけってことでしょ。
いつも悩むのがどこから食べ始めるか。
だってね、頭からガブッって行くのはなんだか残酷でしょ。でも、尻尾のカリカリした部分が美味しいから最後にとっておきたいし...
で、何十年もこのお菓子を食べていて、先日、初めて気づいた事実。
「鳩サブレ」じゃなくて、「鳩サブレー」だったんですね
「レー」って、伸ばすとは知りませんでした。これからきちんと、ハトサブレーって、伸ばして言わなきゃ。
豊島屋・鳩サブレー
↑ホームページをみてみると、お店としての豊島屋さんも、商品としての鳩サブレーも明治生まれ、すごいね。
そう言えば、この鳩サブレーを買ったのは、川崎駅前のさいか屋さん。
地域密着型の地元民が、ちょっとした豪華なお買い物とか、贈答品とか買うときに、ちょっぴりおめかしして行くような、地元の顔って言うのかな、そんな感じの百貨店。
北九州で言えば、井筒屋さんみたいな存在。
そんなさいか屋さん、川崎店が本日で閉店となります。耐震構造に問題があるそうで、だからと言って、補強・修繕するだけの経済的な余力はなく...昨今の百貨店の事情と言うのを如実に表している閉店だなーって感じてしまいます。
川崎の顔が一つ消えてしまうことになりました。寂しい限りです
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