今日で、K市医師会病院からO市民病院へ転院。
先日、同じ病室で内科系の方だったかと思うんだけど、やっぱりO市民病院へ移られた方がいて、その方は、市民病院のレスキュー隊の方が迎えに着て、救急車で移動されたんですよね。
ひょっとして、自分も救急車に乗れるの なんて期待していたら、
Tさん、トロッカーの管さえなければ、移動できますよね、奥様と車で行ってください だって、ちょっとガッカリ。あ、救急車は、そんなミーハーな乗り物ではないですね、考え方が間違ってますね、私
トロッカーは、圧を引いているところから、気胸セットなるプラスチック容器に差し替えられた。看護師さんが気を遣って、洗髪させてくれた。生き返った-!の感動。何せ、一週間、"水のいらないシャンプー"で我慢してきたんだから。
車で1時間弱、遠いな、K市からO市...。運転する嫁ハンも、
この距離、運転して行かな、ならんのかー... とボヤク。そのくらい遠い。
で、着いてみると、大きい、とにかくメチャクチャ大きい。なんだか要塞みたい。
外来受付でK市医師会病院で受け取った、紹介状やレントゲン写真とかを渡して、受付用紙に記入。
じゃ、エスカレーターで科の方で受け付けしてくださいね と言われて2Fに上がる。
呼吸器科があったので、そちらに書類提出。しばらくして名前を呼ばれたので診察かと思ったら...
Tさーん、呼吸器科じゃなくて、呼吸器外科ですよー。こちらで書類回しておきますねー。
なるほど、呼吸器科と呼吸器外科、分かれているんやー、細かい診療が期待できそう。
呼吸器外科は呼吸器科の隣、ベンチで待つも、まぁ、待ち人の多いこと、多いこと。地元でも一番の大病院、と言うか全国的にもトップクラス(病床数トップ10に入るらしい)の大病院、向かいの循環器科なんか、待ち時間を示すディスプレイに"60分遅れ"なんて出てるし。
呼吸器外科は、それほど混雑していないようで、すぐに(と言っても20分ほどは待ったけど)呼ばれた。
中には、かなり若手とお見受けするMK先生。紹介状やらレントゲン写真を見つつも、まだはっきりとした病状は判断しかねているようだった。レントゲン写真は一週間くらい前のものであったので、
今から撮りに行ってください と言われて地下まで降りる。で、ここでもレントゲン待ちの人の多いこと...正にマンモス病院でした。
再び2Fの呼吸器科に戻り、採血があるとのことで処置室に入る。そしてMK先生がさっき撮ったレントゲン写真を眺めている。
「やっぱり、空気漏れてますね、まだ肺も完全に広がっていませんし。一週間以上、トロッカー挿入で粘ってもこの状態ってことは、手術しなくてはいけませんね。」
やっぱり、手術かぁ...覚悟はできていたが、言われるとかなりショック。
「ご本人的には、どうですか? どうしても手術が嫌と言うのであれば、やらないと言う選択肢もありますが、恐らくそれだと、またすぐに肺が潰れてしまいます。」
「手術って、ガバーッと胸を開く、開胸手術ですか?」 どうにも気になって訪ねる私。
「ガバーッとまではいかないにしても、4~5cm程度の傷はつきますね。Tさんの場合、昔、胸膜癒着術を行っているため、内視鏡による手術はできないんです。開胸手術で、昔の癒着を少しずつ剥がしながら、ブラに辿り着くしかないです。」
まぁ、ココまできたら、やるしかない。「先生、やりましょ、開胸手術。」 精一杯強がって、そう言った。
「医師会病院からもらったCTのデータ、ひょっとしたらPCに取り込めるかも知れません。それができたら、その方が話がしやすいので、また明日、詳しい話をしましょう。手術は金曜日にできると思います。」
既にこの時点で12:30、お腹も空いてきたので、訪ねると、1時間くらい、外出しても良いとのこと。病院の近くのデニーズで昼食。移動の間に両親やら会社へ連絡。
13:30頃に、再び呼吸器外科へ。しばらくすると、別の看護婦さんがやってきて、病室まで案内してくれた。第一印象としては、K市の医師会病院よりも、明るい感じ。さすが今時珍しい、黒字経営の公立病院、って感じ。
部屋に入って休もうとしていると、婦長さんが来るワ、薬剤部から薬剤師さんが来るワ、いろんな看護師さんが説明にくるワで、なんだか休めない。長い長~い、1日でした。
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