ヒトは病気になると体臭が変わる
↑みなさん、この都市伝説!?信じますか??
私?信じる派です!!!
以前「ガン探知犬」に関するお仕事をしていました。
この話をお医者さんや看護師さんにすると、
「うん、そうだね、確かに病気臭ってのを感じることがあるね。」
と肯定的なご感想を言われる方と
「そんなバカな話、ある訳ないじゃん!」
と、けんもほろろに否定する方と、二分化するんですよね。
ま、実際のところ、科学的に体臭の変化が証明された訳ではないので、こうなるのも当然と言えば当然なのですが。
前者の立場で、病気になると体臭の変化がある仮定とします。
そしてその匂いを選択的に感知するセンサーを開発できたとしますね。
すると、体臭ベースの疾病センサーができるってことになる訳です。
血液検査とかすることなく、身体の近くにセンサーを近づけるだけでピピッ!と機会が判定、「あなたはガンの可能性が高いです」なんて出てくるってことになるワケですよ。
コレって画期的だと思いませんか?
匂いはごく微量なので、超微量のガス成分を検知できるセンサーが必要となる訳ですけど。
匂いに関する鋭敏なセンサー...と言うことで、ワンちゃん(犬)を訓練してみたところ、ほぼ100%ガン患者であることを当てた、そんな実験があります。
健常者の方の呼気(息)を入れた袋を4つ、ガン患者の呼気を1つの計5つの袋を用意します。
訓練したワンちゃんに「行け!」と命令すると、見事にガン患者様の呼気の前でチョコンとお座りするようになったんです!!
やはりガン(と言うか病気)には、何かしらの匂いがあると考えるのが妥当なのでは??
古代エジプトなどでは嗅診(きゅうしん)と言う、匂いによる病気診断が行われていたと言う話もあります。
あと有名なところでは、糖尿病になるとオシッコの匂いが変わるって言いますよね。
そんなガン探知犬を後押しするニュースが舞い込んできました。
尿の匂いで間単にがん発見…九大など、線虫を利用
↑線虫と言う1mmくらいの虫が尿でがんの有無を調べる方法を開発した、と言う話です。
線虫が、ガン患者の尿に集まることを発見したそうで、がん患者24人の尿を用いた実験では23人(95・8%)の尿に集まり、逆に、健康な218人では207人(95%)の尿で避ける反応を示した、とのこと。
患者は未治療の状態とのことで、治療時の薬が尿に入り、それに線虫が反応したと言うことはないそうです。
オシッコでしたら、非侵襲(ひしんしゅう:皮膚内や体の開口部への器具の挿入を必要としないこと)の診断なので患者様への負担も少なくて済みますもんね。
信じるも信じないも、あなた次第
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