気胸って、どのくらいの方が発症しているんだろう??何かデータ、ないかなー?って探してみたら...
全国の気胸の治療実績・手術件数
↑ありました
DPC(Diagnosis Procedure Combination:診断群分類)対象病院・準備病院の合計治療実績として、2013年4月〜2014年3月の一年間の退院患者を対象としたデータです。
年間で、34,873件の治療実績の報告となります。中には重複されている方もいらっしゃるかと思いますが、年間、3万人以上の方が、気胸で病院に行っているんですね。正直、予想以上でした。
肺切除術(肺の一部、ブラと呼ばれる弱い部分を切り取る手術)を受けた方が12,863件とのことですから、気胸と診断された方の三人に一人は、何らかの手術を受けている計算となります。私の勝手な想像ですけど、特に胸腔鏡手術の技術が進歩して、身体への負担が少なく、ブラ(嚢胞)を除去できる技術が確立されたことが大きいのではないかと思います。
平均滞在日数は11.3日。静養なりトロッカー挿入なりして数日間の様子見、手術して数日の静養で回復を待って退院、と言う流れが想像できます。
病院別の治療実績では...
日産厚生会 玉川病院 さんがダントツ! なんたってここは気胸センターがあるくらいの気胸では超有名な病院さんですよね。
2位の仙台厚生病院が191件に対して、玉川病院は371件、ダブルスコアに近い数字となっています。
手術件数に至っては、2位が東北薬科大学病院で102件、玉川病院は256件! 実績と経験がある、安心の病院と言って良いかと思います。
実は私も2年弱ほど前にお世話になっているんです。そう言えば、その時の話は、このブログには書いてなかったかな。時間をつくって、追記していきますね。
↑決してメチャクチャ大きい病院ってワケではないんですよ。まぁ、そりゃね、町のお医者さんと比べるとはるかに大きいですけど。
2013年のお正月、年末年始のお休みのときに咳が止まらなくなって、症状が気胸とすっごい似ていたんですよね。熱はないのに咳が出る。しかも、ハックショーン!って感じじゃなくて、コホコホって感じの乾いた咳で、本人的には気胸になったときとソックリで焦りまくり。休日診療やっているお医者さんから、大きめの病院を紹介されたものの、そこで処方された薬が全く効果がなくて...。で、電話を入れて受診したのが玉川病院でした。
見事でしたよ。結果として気管支が炎症していたようで、気胸ではなかったのですが、ピタッと咳が止まりました。
気胸はもちろん、気胸に似た症状も多数、見てきているのでしょうね。
セカンドオピニオンって言うんですかね、一つの病院だけでなくて、違うお医者さんのご意見を伺うのも重要だなって思いました
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