インベーダーゲーム40周年に、ふと思う!?

今朝のニュースでやっていた話。

タイトーのスペースインベーダーは1978年6月16日に登場、2018年で40周年を迎えます #si40th

インベーダーゲーム」が登場して40年なんだそうな。
当時小学校に入るか入らないかくらいだった私。このブームは衝撃的でしたよね。
近所の商店街にあるゲームセンターにはテーブル型のインベーダーゲームが数台。いつも人だかりができていたのを覚えています。喫茶店もテーブルがゲームの筐体になったりしていましたからね。

それから数年、世間にはファミコンブームが来ました。
任天堂のファミリーコンピュータ。一家に一台ファミコン、クラス中ほとんど全員持っていましたね。
でも私はファミコンブームに目もくれず、ファミコン欲しいとも思わなかったひねくれものでした。あ、今でも十分、ひねくれものですけどネ

我が家にはパソコンがあったんですよ、NECPC-6001パピコンなんて愛称がついていました。
兄の高校入学祝いだったのですが、なぜか私と父が占有していたパソコン。
何せパソコンはファミコンと違って、自分でプログラミングできる楽しみってのがあったワケですよ。
ベーマガ」こと電波新聞社Basic Magazine(ベーシックマガジン)を毎月買っては、乗っているプログラムを打ち込んで、それを改造して楽しんでいた毎日でした。

ちなみにPC-6001スペックですが、
CPU:μPD780C-1(Z-80Aコンパチブル)4MHz、μPD8049
ROM:16KB(最大32KBまで拡張可)
RAM:16KB(最大32KBまで拡張可)
↑すごいでしょ。
CPUクロック4メガヘルツ。ギガじゃなくてメガですからね。
ROMもRAMも増設して32キロバイト。ギガでもメガでもなくてキロですからね。
今のスマホより低いスペック

そんな話をすると、
そんなのでゲームとか楽しめるの?
↑そんな質問を受けそうですが、答えは簡単。

楽しめます♪

そりゃね、画像であるとかサウンドであるとか、そんなのは比べ物にならないくらい貧弱ですよ。動画なんて処理できるワケないし、サウンドはPSG音源の三重和音ですからね、ピコピコサウンドの初期の初期。

でもね、ゲーム性ってのは、そこじゃないワケよ。どれだけそのゲームの世界に入り込めるか、なワケよ。
ミステリーハウス/ミステリーハウスⅡ(マインドハウス)
黄金の墓/続黄金の墓(マジカルズー)
ポートピア連続殺人事件/オホーツクに消ゆ(アスキー)
タイニーゼビウス(電波新聞社)
↑わかる人にしかわからないかも知れないけど、これらは名作中の名作ですって。
やりだしたらもうその世界の中にどっぷり入りこめたもん。

スペースインベーダーもそう。相手の攻撃をかわして、相手を打つ、要はそれだけなのですが、宇宙人からの侵略を死守するっていう、ストーリー性・ゲーム性があるワケね。だからそこに入りこめる訳。
ミステリーハウスとか黄金の墓なんか、静止画でテキスト打ち込むだけですけど、宝を探すなどの目的がハッキリしているから入り込めるワケ。
ゲームってのは、画像やサウンドじゃない! ゲーム性ってのは、それをプレイすることで得られる世界観なんだって、PCの性能が大幅に向上した今でも切に感じます。